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2015 / 11 / 19  14:26

《報告》 エネルギー消費を見なおす!( さがみはら市民おひさま発電所フォーラム・原発に頼らない社会へⅢ)

11月14日、雨模様の土曜の午後1時~3時30分、相模原市民会館第一会議室に41名の方が参加され、市民おひさま発電所フォーラム『エネルギー消費を見なおす!』を開催しました。

冒頭当会代表塚原の挨拶、3回目となる本フォーラムの経緯紹介のあと、さっそくに講師お二人のお話しに入りました

まず、斎藤健一郎さんの“5アンペア生活”実践を巡るさまざまな場面のリアルなお話に耳を傾けました。
東京電力福島第一原発事故発生前後の2年半が福島勤務だった斎藤さん、その後転勤で東京の街に身を置かれ「電気に極力頼らずに暮らしたい!」と思い立って始めたという5アンペア生活。
契約㌂をめぐっての電力会社とのやり取り、恐るおそるから始め・・➭・・➭何と1か月の電気代が190円台へ。今は検針票を、通信簿前のわくわく気分で楽しんでいるとか。
例えばその暮らしぶり・・5㌂では使えない家電代表のひとつである「エアコン無しの都会の夏」の強い味方とは=
扇風機∩水風呂効果!とのこと。そして更には「水風呂で濡れたままの身体に扇風機‼」の効果は超強力‼‼とか\(◎o◎)/
家電のアンペア数を片っ端から計りまくり、家電の使用電気量が見えるようになり、ベランダにソーラーパネルを設置し、新たにスタートを切られた結婚生活も5㌂で暮らせているとのことでした。

山川文子さんからは「楽しく省エネ、賢く省エネ」ということで三つのテーマに沿って、会場へのクイズも交えながらの
分かりやすいお話しがありました。印象に残ったことなど一部紹介すると・・
《1.家庭のエネルギー消費》
 自宅に保有する家電機器の種類や台数についての会場への質問からスタート・・2013年度のエネルギー消費量に占める家庭部門の割合は14㌫でそれは40年前(1073年度)の2.0倍!とのこと。しかし世帯当たりの消費量は1.2倍。ではナゼ(?_?)・・何と世帯数が1.7倍に増えた‼‼のでした。
《2.省エネ 知っておきたい基礎知識》
 検針票の見方・活用や電気家計簿の紹介。そして電気の省エネの基本のは消費電力Wを小さく∩使う時間短くと。で、冷蔵庫は消費電力は小さいが休まず使うので年間消費は大きくなる。家庭で1年間に使うエネルギー(電気・ガス・灯油)の多い順にみると 給湯>暖房>冷房となっている。
《3.省エネ実践》
 実践のための具体的なアドバイスが。冷蔵庫の隙間を開ける置き方や設定温度の変更、TV画面の輝度を下げる、家電の買い替え時の省エネ性能チェック、浴槽一杯分(200㍑)のお湯の量がシャワーを16分使ったのと同じ、お部屋の断熱効果・・等など。

講演の後、参加者の皆さんに記入頂いた講演内容や各講師への質問に沿って、お二人の講師の方とのディスカッションをおこないました。
 
質問に答えていただく斎藤さんの体当たりの節電実践からあふれ出る体験談と山川さんの節電の考え方や具体的な手法のお話が、双方からリンクし合って盛り上がり、リアルでそうか‼ナルホドとうなずける・・そんな質問タイムでした。

フォーラム終了後は、しばらく、会場に展示のソーラークッカーや出前発電所とその電気で照明が灯るミニツリー、活動案内などを見られる方、情報交換をされる方・・と夫々に過ごされ会場を後にされました。

後日談になりますが・・ お話を聞き省エネを行うには消費電力の見える化がポイント!と早速にワットチェッカーを買い求められた方がおられました。

  


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